阿部公房

人生に対する姿勢

潔癖症

先日友人とお茶をした際に安部公房の『砂の女』が話題に上った。(『砂の女』のあらすじを知りたい方はウィキペディア等をご参照ください。ここでは割愛します)「あれって怖い小説だよ。何が怖いって、最後に逃げ出せるのに元の場所へ帰っていく。そこが一番...
雑記

文学の限界と時代性

先日、文藝春秋の元編集者である岡崎正孝氏の講演会「芥川賞・直木賞秘話」に参加した。芥川賞・直木賞にまつわる知られざるエピソードや、長年、出版編集者として携わり、作家との関わりの中で知り得た様々な裏話などを聴く事が出来た。講演の終わりに質問タ...