村上春樹

人生に対する姿勢

学び続けることの意義

先日、ある生徒から「先生はどんな本を読んできたのですか?」と質問を受けたので、とりあえず田中芳樹先生と村上春樹先生をあげておいた。そこで、どの作品が一番面白かったか?という話なったので、お二方とも若かりし頃に書いたもののほうが面白かったねと...
友人

ファッション

今日、友人と三人でお茶をした。私と同い年の友人が言う事には、彼は最近、学生時代懇意にしていた女性と昼食を共にしたらしい。彼女が仕事で前橋に来るというのでノコノコト出かけて行ったのだ。その女性は友人と同じ文学部哲学科の出身で、卒業と同時に大き...
雑記

汲み尽くされた感情

先日『フラニーとズーイ』・JDサリンジャー(村上春樹訳)を読んだ。物語のクライマックスでズーイがフラニーに対して「ラジオ番組に出演する僕らが靴を磨くのは毎日のせわしない暮らしの中で僕らのラジオ番組を数少ない楽しみにしているファットレディーの...
雑記

メタファー

先日、約十数年ぶりに村上春樹さんの『海辺のカフカ』を読んだ。心に残ったフレーズがあったのでここに記す。『でも人間はなにかに自分を付着させて生きていくものだよ』『そうしないわけにはいかないんだ。君だって知らず知らずのうちにそうしているはずだ。...
人生に対する姿勢

ファンもしくは

先日、書籍を3冊購入した。どれも10代20代の頃夢中になって読んだ、ある作家の本だ。で、今も夢中になって読むかというと、そうでもない。正直、心の中でもうこの作家から得るものはないな、と思いつつ読んでいる。名編集者の高橋一清氏が「同一平面上に...
人生に対する姿勢

思考回路

頭の良い人、仕事のできる人というのは必要十分に考える人だと思う。必要以上に考えれば好いというものではない。   昔、村上春樹さんが「僕のように頭の回転が遅くて、口下手な人はいわゆる【もやもや】が残る。だからこそ物書きに向いている」という趣旨...