Don‘t look back in anger

人生に対する姿勢

 困った。書くことがない。常時2~3はストックがあるのだが、まだそれらが煮詰まっていない。というか、書くべき時ではない。なんとなくそう感じるのだ。毎日こうして文章を綴っていると、そのテーマについて書くべき時と言うのが自分でわかるようになる。ああ、今日はこのテーマについて書くべき時だ。と感じるのだ。それは大体その日に起きた出来事と関係している。そして今日はそれが無い。

 何故かな?と考えてみたのだが、やはり、梅雨のせいだと。雨で外に行けない。もしくは行きづらい、そのあたりと関係している。我々は日々何かしらに影響を受ける。その日の天候、会った人、しゃべった内容、景色、聞いた音楽、それら全てに影響を受けている。そしてその日の終わりに、私の場合これまでだと、深夜2時~4時頃にそれらが、頭の(心の)中で消化、熟成されて文章として出てくる。そんなことをここ何年か繰り返してきた。現在も時間帯こそ違えどやっていることは同じだ。

 

 ただ、圧倒的に違うのは、現在私は一人の時間が多いと言う事。したがって、誰かと会って話をするという機会にいやでも乏しくなる。だからと言う訳ではないが、できるだけ天気のいい日は外に自転車で出かけるようにしている。そこで見た物、会った人、景色、そういうものをできるだけ自分の中にとどめておこうと思っている。それらが自分の中で温めてきたテーマに光を当ててくれるからだ。

 ところが、ところがだ。今日のような雨の日は外に出られない。イコール、外界からのインプットがないのだ。これは面白くない。私にとっては死活問題だ。まいったなと思いつつキーボードを打っていた所、すぐ私の脇にあるスピーカーからOasisのドント・ルックバック・インアンガーが流れてきた。ちなみに05年にマンチェスタースタジアムでのライブを録音したものだった。

Don’t look back in anger (憎しみを抱いて過去を振り返るな!意訳:もう恨みっこなしさ!)

 思わずこの曲に私の心は持っていかれてしまった。私は正直、過ぎ去ったことは必要以上に頓着しないことにしている。しかし、私が綴る文章の中にほんの些細な、いわば残り香のようなものを見つけて、それにお気を悪くする方が一定数いらっしゃるのも事実のようだ。私は「正直頓着しない」と述べたが、もしかすると潜在意識の中に忘れがたい何かがあって、それが【残り香】のような形をとって現れるのかもしれない。だとしたら申し訳ない限りだ。この場を借りて謝罪いたします。申し訳ございません。

 この文章は誰でもアクセス可能、つまりおおやけに対して開かれたものだ。である以上、私は言葉の一つ一つに対してもっと細心の注意を払うべきなのかもしれない。「ただなぁ~。」私は思う。その結果、なぁ~んにも表現できなくなっちまうんじゃないかと。そうなっては元も子もない。「何事も折り合いってやつか。」と思った次第だ。

 そんなわけで、過去に私と関わりを持ってくださった皆さん。もし私の綴る文章を読んでくださったとして、そこに「これ自分のことでは?」などと思う節があったとしても、それは貴方の事ではないし、そこに他意はありませんよ。えっ、何故って?何故って長谷川は前しか、次しか見てませんから!

ではまた!

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