いとうあさこさんに見る「美」

ちょっと昔のNHKあさイチで森三中の黒沢さんが、いとうあさこさんについて語っていた。記憶が定かではないのでネットを探してみたのだが、それらしいページは見つからなかった。だからもし、私の勘違いや、思い込みだったらご容赦願いたい。  私の記憶で...

「美」再考

先日来「美」について考えている。私自身が“現時点までに”確立した「美」について述べたい。“現時点までに”と断ったのは、時間の経過とともに「美」の定義も変わるからだ。多くの芸術家や作家、クリエイターと呼ばれる人たちの代表作はその初期に集中して...

「美」について

先日から「美」について考えている。古い友人によれば、「芸術作品で表現する「美」は自分で確立するもの」との事。私自身が個人的に確立した?「美」とは別に、至極一般的な意味での「美」について以下に述べたい。  先日、映画『シン・ウルトラマン』を観...

身近な「美」

先日、友人とファミレスでだらだらとしていて、文学賞の話題になった。Q:芥川賞と直木賞。いったい何が違うの?A:芥川賞は純文学に、直木賞は大衆文学にそれぞれ与えられる賞。Q:では、純文学と大衆文学ってどこが違うの?A:純文学とは純粋な芸術性を...

フィギュアスケートの構造的矛盾

今日、パク・キュヒさんのギターリサイタルを聴きに行ってきた。クラッシックのことなどまるで解らない私は「きれーな人だな~。まだ若そうに見えるけど20代かな?それにしちゃ表現力あったな。特に後半凄かったな。」と感心して家に帰った。PCで検索して...
人生に対する姿勢

「約束」から読み解く『グレイトギャツビー』

今までいろいろな約束をしてきた。果たせた約束、果たせなかった約束、いろいろだ。ただ、誰と交わした約束が一番多かったかと言えば・・・それは自分自身に他ならない。もしくはこういう風にも言える。「約束は必ず守る」という「約束」を自分自身と交わす。...

美・大人・芸術。あるいは・・・

以前にもこのブログで述べたが『のだめカンタービレ5』(二ノ宮知子)で 「悲しいという気持ちをストレートに悲しいと表現してもあまり響かない。悲しくてもその気持ちを言葉にする事が出来なかったんだ。そんな風に弾いてごらん。」 というくだりがある。...
授業

「和」と「美」

「先生って優しいんだね。」「うん、そうかもしれない。でもね、多くの場合、長所と短所と表裏一体なんだ。」「どういう事?」「つまりね、ある作家がこんなこと言っているんだけど・・・。」 ~強くなければ生きてはいけない。優しくなければ生きる資格はな...

優しい文化

学童の子供たち、特に男の子に人気のある遊びは「紙飛行機」だ。紙飛行機に特化した折り紙の本もあり、いつも誰かが作っては飛ばして遊んでいる。風に乗って空を飛ぶことへのあこがれは男の子たちの心をギュッとつかんで離さない。思えば私自身もそうだった。...

美しい感情

大学の頃、私と同じ文学部にすごく綺麗で洗練された女の子がいた。地味な国公立大学のキャンパスで彼女のまわりだけは空気に華があった。その子は地元仙台の出身で、大学1年生らしい自然な、それでいて品のいい身なりをしていて、北関東の山間の町から出てき...