自分の頭で、自分の足で

雑記

 先日会った友人が

「思ったより元気そうなので安心した。そんなに生き生きとしているのを見ると、もしかして貴方はニートが似合っているのかもしれないな。普通はもっと働けないことで忸怩たる思いを感じているはずだが・・・。」

と言う。私は

「普通ってなんだ?大事なのはそこだよ。普通って何なんだ?とにかく日本人はみんな一緒が大好きだ!みんなが働くから働くのか?じゃあ、みんなが戦争しろって言ったら戦争するのか?まあ、実際、戦時中はそうだったんだろうけどさ!大切なのは自分で考えることだよ。なぜ働くのか?なぜ戦争するのか?一人一人がきちんと自分の頭で考えることができていたら戦争なんかに突っ走らなかったと思うけどなあ、この国は。ウォーレン・バフェットの言うところの独立思考だよ。もっとも戦時中はそういう独立思考のできる人は村八分にされて、告げ口されて、特高の人たちに連れていかれてひどい目にあわされるのが落ちだったんだろうけどなぁ。『はだしのゲン』読めや!『ペリリュー』読めや!ちゃんと書いてあるぞ!」

 

 友人は、

「みんなと同じことしてなくて不安じゃないの?」

と言う。

「わからん。なぜ、【みなと同じ】がそれほどに市民権を得てしまっているのか?結局は明治政府につくられた教育制度に問題があるんだろうな。これは堀江貴文の受け売りだけど・・・。教育の仕組みを抜本的に変えなきゃなんだろうな、この国は。」

 友人は

「まあ貴方が元気そうなので安心した。取り敢えずよかったよ。」

と言う。私は

「組織の中でこそ生き生きとする人と、組織の枠では窮屈に感じてしまう人といるんだろうな。俺なんかそれこそ普通に組織の中にいられたらそれで満足だったのに・・・。」

「じゃあなぜ今こうしているの?」

「その辺は『ダイヤモンドの功罪』を読んでくれや!そのほうが速いし、俺自身の口で言っても説得力がない。」

と、まあそんな具合で、いま私は家庭教師を専業にしようと孤軍奮闘中だ!でも、これだけは確かだけれど、自分でしくみから作ってみるのって本当に面白い!!!今後まだまだやってみたいことが目白押しだ。もし結果が出なかったとしても、それはそれでいい経験になるし、それからまた勤め口を探せばよい。自分で事を始めるってこんなに面白いことなんだって今は感じている。

 さあ、この文章を読んで少しでも共感した部分のあるそこのあなた、何か始めてみませんか?大切なのは自分の頭で考えて、自分の足で行動に結びつけることですよ!

ではまた!

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