おっす!みんな。
オイラはしがない働きアリのハセガワ!
ところでゾウってのはすごいね。
デカいったらありゃしない。
奴らが動くと、まるでお山が動いているようさ!
でね、あの足の裏がまた広いのなんのって!
だから言うだろ?
ゾウがあるけばアリが踏まれるって。
それも仕方ないのかもしれないねぇ~
だってあの足だもの!
運が無かったと。
こちとら、そのくらい織り込み済みよ!
でもね、でも、もし、あのゾウが
オイラたちの仲間1人に限って
何度も何度もシツヨウに踏みつけにしてるとしたら
そりゃあ、オイラ達だって黙っちゃいないよ!
窮鼠猫を噛む
ならぬ
窮アリ・ゾウを噛む
ってもんよ!
奴らの目の中、耳の中、
オイラたち大群で押し寄せちまうよ!
そうすりゃゾウだってたまったもんじゃない!
さすがのゾウも「参りました。」さ!
さて、オイラはどちらかといえば大人しくて真面目な働きアリのハセガワ。
そのオイラが、仮にもこんな“シソウ”を抱いちまうなんて、
そりゃやっぱ、ゾウの方にこそ
問題があるんでないかい・・・?
なんてな!
みんなはどう思う・・・?
さあ、今年の夏も暑くなりそうだ!
ガリガリ君でも食って乗り越えようぜ!
じゃ、またな!
※上記の文章は筆者が考案した3分間で読める小説。略して【3分小説】です。
全くのフィクションであり、実在の人物・国家・企業・団体とは関係ありません。
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