無職の夏の過ごし方

雑記

 暑い日が続きます。皆さんいかがお過ごしでしょうか?

 私はこの夏、ズバリ無職でした。この暑い中みんな頑張っているのに、働かなくていいの?羨ましい~。と言う声が聞こえてきそうです。そうなのです。無職は文字通り職がない。つまり働きたくても、働けない。ひょっとすると皆さんにとって、ある意味、垂涎と言うべき境遇なのかもしれません。でも、ひと夏を無職で過ごしてみて気づいたのです。無職にもそれなりの苦労があることに・・・。そんなわけで、本日は『無職の夏の過ごし方』と題して、皆さんに夏を過ごすうえで、無職の良い点と悪い点をお伝えしたいと思います!(長谷川の独断と偏見に基づきます)

良い点

  • 毎朝、暑い中、仕事に出かけなくて済む。
  • 通常の土日では混んでいて入れない食べ物屋で、おいしいものを食べることができる。
  • 好きな本、マンガを読める

と、良い点に関してはこんなところです。

 ①に関しては言うまでもないことですが、やっぱり暑い中、働かなくて済むのは楽でした。

 ②についてですが、私は土日に友人と安くて美味い店を食べ歩くのが趣味です。ただ土日はやっぱり混みます。今まで混んでいて入れなかった店を、この機に制覇しました。これに関しても無職の今だからできることだと思います。

③についてですが、これはもう、たくさん読めました!また、この「どこ吹く風」のサイトも広告を載せることができました。こういった普段では、なかなかできない事ができたのも時間がたっぷりあったからこそです。

悪い点

  • エアコン代がかさむ。
  • 1日中自分の部屋にいるわけにもいかないので、結局は出掛けることになる。
  • 喫茶店代がかさむ。
  • 自分でメリハリつけないと時間の垂れ流し状態になる。
  • 結果としてタバコ代がかさむ
  • 運動不足、食べ過ぎにより太る。

 悪い点は上記のごとしです。①と②についてですが、私の部屋は西日が直接当たる場所にあり、36~38度まで気温が上がった数日間はエアコンをずっと全開にする必要がありました。すると、万事保守的な母が、「エアコンが壊れたらどうすんの!」と文句を言ってきます。仕方なく、車で出かけざるを得ませんでした。それに、1日中家にいては、どんなに好きな本や漫画があろうと、やっぱり気が滅入ってくるのです。

 そう、人である以上やっぱり人と話したくなるのです。もしくは人に囲まれた空間が恋しくなるのです。結果、喫茶店でコーヒー代がかさむ。また、このように“自由すぎる毎日”を送っていると、人間ですから、どこかでダレてきてしまいます。上手くメリハリつける必要があります。例えば月曜は市民体育館へ筋トレに、水曜は図書館へ、金曜はコメダ珈琲へ。と言う具合に。

 まあ、天気の具合もあるのでそうそう予定通りにはいかないのが常です。結果的にタバコの本数が増えます。そして、最終的には食べ過ぎと、運動不足により、私は6キロ近く太ってしまいました。

 今回、無職の夏を過ごしてみて1番の発見は「やっぱり、人と話さずには居られない」と言う事でした。どんなに好きなマンガを読んでいても1日中部屋にいると気が滅入ってくる。そのことを痛感させられた夏でした。それに比べると、ふと読書につかれて顔を上げた時、雑多な人の話し声が聞こえてくる。そんなコメダ珈琲での読書は快適でした。昔、無人島に裸で暮らしているおじいさん(週一で食料等を船で届けてもらっている)がなんと“カラス”と話をしている姿がテレビで放映していました。そのおじいさんの気持ちがちょっと解った気がします。程よい距離感で他者と付き合い、それでいて孤独にさいなまれることが無いようなら、その人は達人だな。と思いました。

 さて、皆さんはどうですか?暇と孤独と人恋しさと。無職とは切っても切れないこれらの感情と上手に付き合えるようになったらあなたも達人の仲間入りかもしれません!

ではまた!

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