広告料収入への道は遠し

仕事

 私事で恐縮だが、広告料収入への道は遠い。それだけで食べて行こうというのは、それこそ月に歩いて行こうというのと同義だ。少なくとも今の私にとっては・・・。

 この度、ブログのプラットフォームを無料の【はてなブログ】とこれまた無料の【講談社ノベルデイズ】からこのワードプレスに移したのはそれなりの打算があった。ワードプレスのサーバーにかかる代金が月々1000円弱。以前からノベルデイズの方には平日で200~300、土日で600~700くらいのアクセス数があった。これなら、今まで書き溜めた記事をそっくりそのまま移せば、グーグルの広告収入でこのワードプレスでも十分におつりがくるだろうと踏んだのだ。

 ところがどっこい、アクセス数が少ない。1つの記事に対して10~15くらいがせいぜいで、1日に換算すると20に届かないくらいだ。私の算段では、ノベルデイズ程はいかなくとも、1日平均200アクセスくらいは十分来るはずだった。

 友人が言うには【講談社ノベルデイズ】でアクセス数が多かったのは、あくまで、【講談社】という看板の力であって、【長谷川漣】という看板にそこまで集客する力はないと。私は、そんなもんかなあ?【ノベルデイズ】で見てくれた方々はそっちの『どこ吹く風』を閉鎖したら、そっくりそのままワードプレスの『どこ吹く風』に読みに来てくれるんじゃないのか?と当然のごとく考えていた。認識が甘かったとしか言いようがない。私の文章は「なければない」で済んでしまう類のものだったのだ。悲しいかなそれが現実だ。

 そもそも私は、自分の書く文章を、あくまで【芸術の端くれ】と認識していた。今更ながらに思うが、芸術ってなくても生きて行くには困らないのだ。その意味ではごくごく当然の結果となのだ。それを【稼げる芸術】にするのは才能だけでなく、運も人脈も必要だ。それらが私にあるのか?ないのか?今のところ未知数としか言いようがない。

 さて困った。選択肢は2つだ。元の無料ブログに戻るか?それとも何らかの方法でもって、このワードプレス版『どこ吹く風』を月々1000円は稼げるものにするか?はっきり言って前者は選びたくない。今更どの面下げて・・・。と言うのが無きにしも非ずだ。私にもプライドのかけらくらいはある。まあ「今さら面倒だ。」というのが実際のところかもしれない。とすれば選ぶべきは後者しかない。

 では実際それ(月々1000円稼ぐ)が可能なのか?と問われれば、根拠がないわけでもない。ノベルデイズの時だって、初めから読者がいたわけではない。ある程度、読んでくださる方がいることがわかってから、それまで【はてな】に書き溜めておいた文章をコピー&ペーストした。結果、読者は徐々に増えていって、いつの間にか週2000アクセスが達成されたのだ。今回、昔の記事はすでに投稿済みだし、カテゴライズも済んでいる。あとはしばらくの間、定期的に記事を投稿する必要がある。さて、それをどのくらいの期間、続ける必要があるのかは、何とも言えないのだが・・・。

 ただ、それが苦痛にならない限りは続けられる自信がある。問題はその頻度だ。正直、今までは1週間に1~2本だったのに対し、このワードプレスでは糸井重里さんに習ったわけでもないが【ほぼ日刊】を掲げてしまった。

 そりゃ、毎日書けよ!といわれれば書けなくはない。でも問題はその質だ。私の文章がまがいなりにも【芸術の端くれ】だとするのなら、その質を落とすわけにはいかない。

 そんなわけで、またまた前言撤回。【ほぼ日刊】は止めて、【不定期連載(週2~3本)】にしようと思う。

 では、この文章をお読みの皆さま。以上のようなわけで、よろしくお願いします。それから、もし、もし物好きにも、この【長谷川漣】を応援してくださる方がいらっしゃったら、各SNSにて『長谷川漣のどこ吹く風』をシェアしてやってください。どうぞよろしくお願いいたしますm(__)m。

ではまた!

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