キンモクセイ

雑記

 朝、窓を開けるとむせるようなキンモクセイの香りが漂ってくる。秋だ。季節の移ろいなど正直あまり関心のない私だが、好きな季節を一つ選べ、と言われれば、間違いなく秋をあげる。その秋を象徴するのがこのキンモクセイの香りだ。

私に言わせれば、秋には何というか、二日目のカレーのような良さがある。春は出会いの季節で、クラス替えなどがあって、まだ馴染めていない。でも、秋になると友達がどんな奴か解ってきて、気兼ねなく付き合える。そのあたりに私が秋を好きな理由がある。

何なら、ずーと秋でもいい。と思うのだが、それだとありがたみが無くなってしまうのではないか?寒い冬を耐えた後での春のありがたみ。暑い夏を耐えしのいだ後の秋の心地よさ。そういうものかなぁ~とも思う。

さて、季節の移ろいをテーマに何か書いてみようと思ったのだが、このくらいで書くことが尽きてしまった。いわゆる花鳥風月とか、私はあまり関心がないのだなぁ~と再確認した次第だ。私はもっとデカくて、ダイナミックで、たぎる様な人間に興味がある。歴史が好きなのは多分、そういった人物に書物を通じて出会えるからだ。

そんなわけで、秋が来てよかった。裏返せば、暑~い夏が終わってよかった。と言うだけのこれは文章です。(あとキンモクセイの香りは好きです。)

季節の変わり目なので、風邪などひかぬようご自愛ください。

ではまた!

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