歴史

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押してダメなら

多様性の大切さが叫ばれる昨今。多様性の何がそんなに大事なのか?多様性とは何かを考えてみた。 結論から言うと多様性とは「押してダメなら引いてみな」という事だ。もう少しいうなら「引いてダメならスライドさせてみな」「それでもだめならノックしてみな...
歴史

美しく生きるか、賢く生きるか

先日ウォーレンバフェット氏(世界屈指の投資家)についての本を読んだ。バフェット氏曰く投資に向いているのは「独立思考」のできる人間だと。「独立思考」とは群集心理から独立して思考できる人間。わかりやすい例を用いると「王様は裸だ!」と言える人間と...
歴史

感情はともかく情報は

「感情はともかく情報は共有すべきだ」というのが私の持論だ。情報と言っても芸能人のゴシップとか同僚の陰口とかではない。広く社会一般のために役立つ情報なら皆で共有すべき、という事だ。卑近な例で申し訳ないが私が世界史の教員になりたての頃、授業の準...
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Mr.マーケット的歴史観

「適正価格」というものがある。 昨日、兄が11歳の甥っ子を連れて遊びに来た。そこで甥っ子にこんな話をした。私「クラスにちょっと人気のある女の子がいたとする。その子本来の魅力はこんなくらいなんだけど、クラスのみんなが「~ちゃんて可愛いよね」と...
歴史

タテマエ

至極アイロニカルに言えば、現代社会における西欧文明の優勢は彼らが「タテマエ」を創り出したことにあると私はみる。「タテマエ」とはすなわち「人権」「自由」「法の下の平等」等の概念を指す。これらの諸概念をクリアーにしたこと。つまり言語化、定義づけ...
家族

拠り所(アイデンティティー)

誰にでも拠り所(アイデンティティー)がある。私にとってのそれは母方の祖父だ。祖父は象牙細工師で、家には祖父が象牙で作った置物や印鑑、装飾品の類が置かれていた。これをおじいちゃんがつくったのかと子供心に感心したものだ。  凝り性だった祖父は自...
教育

細く長く

最近私の中で蕎麦が熱い。以前はラーメンだったが近隣の有名どころは、ここ数年で食べ尽くした感がある。そこで最近は蕎麦に興味が移ってきたと言うわけだ。それに年齢のせいかラーメンの脂っこさよりも蕎麦のさっぱり感を体が求めているようだ。以前の自分に...
人生に対する姿勢

空気の読めない、計算のできない

先日中田敦彦さんのyou tube大学で夏目漱石の『坊ちゃん』を扱っていた。生粋の江戸っ子である坊ちゃんも、会津出身の山嵐も、空気の読めない、計算のできない男だった。上手に空気を読んで計算をして、影の権力者である赤シャツやその太鼓持ちである...
歴史

自分事

以前読んだ本に「天才とは人類全体にとっての関心や問題を“自分事”として捉える事の出来る人だ」とあった。TVでグレタ・トゥーンベリさんを観ていてまさにその通りだと思った。若干16歳の彼女は、地球温暖化に対して無策をとり続ける大国の首脳たちに警...
友人

ダイナミズム

友人に言わせると私にトークの才は無いらしい。友人が畳みかけて言うには「貴方は一般論をさもありがたみがあるようにデコレイトして述べる。笑止な限りだ」と。「それはちょっと違う」と私は思う。一般論の背後にある“仕組み”を解き明かす事は非常にダイナ...