映画館で眠くなるのはなぜか

共鳴・シンクロ

 今日は新海誠監督の新作『スズメの戸締り』を観てきた。と言いたいところだが、映画の冒頭から私は眠ってしまった。約半分ほどを見逃し、確か観覧車が出てきたところあたりから目を覚ました。よって、主人公のスズメと椅子?が何故旅を続ける事になったのかが解らないまま、見ることになってしまった。そんなわけで、映画の感想は控えたい。

 それにしても、映画館と言うのは何故ああもよく眠れるのだろう?私は元来眠りが浅いたちで、夜中必ずと言っていいほど夜中目が覚めてしまう。横になっていても一向に眠くならないので今もこうして起きてキーボードを叩いている。それがどう言うわけか映画館に行くと必ずと言っていいほど眠くなる。シンゴジラを見た時も、シンウルトラマンを見た時も、やはり、冒頭の20分ほどうつらうつらしてしまった。ジェラシックワールドに至ってはほぼ全部見落とした。

 これは一体何故か?映画館と自室の大きな違いは人がたくさんいるのか、一人しかいないかだ。普段我々は一人一人違うものを見て、違う事を聞き、違う事を考え、違う感情を抱く。それが映画館では同じものを見て、同じ音を聞き、まあ、同じような事を考え、同じような感情を抱く。つまり映画館では私に言わせれば《自我》や《自意識》が薄らぐ。その辺りと私が映画を見るたびに眠くなるのは関係しているのではないか?と勝手に解釈しているのだが・・・。このブログでも何度も述べているが、眠り、夢、共有意識、等々の関係性に私は非常に興味がある。脳の仕組みや働きがどうなっているのか?未だ解明されていない分野だ。こういう事を研究するのも面白そうだ。暇とカネがあったらやってみたい。

 そんなわけで、今回は短いけれどここまで。この文章を読んで自分はこう思う、自分はこう考えるという方がいらっしゃったら、是非コメントを下さい。よろしくお願いします。

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