自信

授業

さあ、ボーイズ&ガールズ!今日はそもそも何で“頑張らなけりゃいけないか?”について話をするぜ!勉強に運動にみんなだって頑張らなきゃならない!じゃあなぜ勉強なんか頑張らなきゃならないの?運動なんか頑張らなきゃならないの?ゲームしてりゃいいじゃん!って話じゃないか?でも違うんだな!そこんとこを今日は話すぜ。聞きたい?

う~んあんま聞きたくないけど・・・。

まあそう言わずに聞いててごらん!おっもしろいから!

なぜ、勉強に運動に、他にも音楽だったり、美術だったり、係の仕事だったり、何でもいいんだけど頑張らなきゃならないか?それはね、ひとえにみんなに“自信”を持って欲しいからなんだ。

自信?

そう、自信。自らを信じると書いて自信!

何で自信をもたっほうがいいの?

それはね、やさしくなれるからなんだよ。

やさしくなれる?

そう、やさしくなれる。言い換えるとちょっとやそっとの事じゃいちいち腹を立てなくなる。だからみんなに自信を持って欲しいんだ!

わかんない。

そうだね。これじゃちょっと解らないね。詳しく話すね。みんなはまだ小学生だけど、いずれは大人になって社会に出る。そうするといろいろな人に出会う。育ってきた環境も違うし、価値観(ちょっと難しいかな?)も違う人たちと一緒に生活しなけりゃならない。そうするとどうしたって、怒ったり、怒られたり、バカにしたり、バカにされたりしながら生きていかなきゃならない。かくいう先生も怒られてばっかりだ。それに、頭の中をよりによって“パーマン”のテーマソングが流れたりする。何でこんな曲が聞こえてくるのだろう?誰かが俺の事をあいつはパーマンだ!なんて言っているのかもしれない(笑)なんて思ったりしてね。空耳って怖いんだよ(笑)それとか“ウーパールーパー”とかね!でも先生はそのくらいの事じゃ腹は立たない。何でかわかる?

わかる。自分に自信があるからだ!

そう、その通り。えらそうなこと言わせてもらうと先生は自分にかなり自信がある(笑)。だからちょっとやそっとの事では怒らない。大事なんだよ。自信て!

単に鈍いだけじゃん?

それもあるかもしれない(笑)でも、鈍いってことも大切な事だと先生は思う。いつも自分が馬鹿にされているんじゃないかって神経ピリピリさせているよりよっぽどいいと思う。

じゃあ、どうしたら自信をもてるの?

そこだね、そこが今日のお話のきも。そこで、勉強も運動もがんばることにつながるんだ!俺は私は勉強で運動でこれだけがんばって学年で一番になったとか、クラスの代表になったとか、100点を取ったとか、そういう小さな積み重ねが自分の“自信”につながるんだ。だから勉強でも運動でも係の仕事でもがんばる事って大切なんだ!

俺はダメだ。勉強も運動もたいしたことないもの・・・。

そんなことはないよ。勉強とか運動とかだけじゃないんだ。あいつは受けた恩に必ず報いる奴だとか、あいつは人が嫌がる事を進んで引き受ける奴だとか、あいつは嘘を言わないやつだとか、あいつはずるをしない奴だとか、あきらめない奴だとか、そう言うのをひっくるめて“生き方そのもの”がその人にとっての一番の“自信”になるんだと先生は思う。

なるほど、そうか・・・。

それとね、自分で積み重ねた結果“自信”は身につくものなんだけど、誰かに与える事も出来るんだ。

与える?

そう、一番わかりやすいのが“ほめる”ことだね。

それならわかる!ほめられると気持ちいいもの!

そうだね。いいことをしたらほめてやる!いいことしたわけじゃなくても、その人そのものを褒めてあげる。これが一番上手にできるのが・・・だれ?

わかった!お母さんだ!

そう、だからお母さんになる人、つまり女子はとても大切な役割を担っているんだ!自信ってのは自分で積み重ねると同時に、お互いに与えあうものでもあるんだ!だからね、人の悪口を言う時は大きな声で、他人をほめる時はその倍も大きな声で言えるといいね!ちょっと抽象的な事を言ってしまうと(低学年の子は難しいかな?)ほめるってのは、つまりは“愛する”ってことでもある。その昔、LINDBERGというバンドがあってね『もっと愛しあいましょ』という楽曲があるんだけど、その歌詞にね

~もっと愛しあいましょ みんな自分で精一杯 でもステキなことでしょ キズつくのも仕方ない~

とあるんだ。リアルタイムでは何のこと言っているんだかわからなかったけどそういうことかもしれない。解釈の仕方によっては結構でかい事言っているんだなと思ったりしてね。

そんなわけで、今日の先生のありがたいお話はこれまで!
歯磨けよ!頭洗えよ!ではまた!

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