歴史

人生に対する姿勢

謝る勇気・許す度量

憎しみの連鎖とは次第にエスカレートしてゆくものらしい。  ロシア・ウクライナ間のそれであり、聖地エルサレムをめぐる中東のそれだ。日々エスカレートしてゆく憎しみの連鎖、報復の連鎖は見るに堪えない。どうにかしてこれらの連鎖を断ち切るすべはないの...
サッカー

自由競争のススメ

先日、フェイスブックに三浦知良選手の記事があったので読んだ。その記事の中で、カズさんはネイマールのことを話題にしていた。何でも、若かりし日のネイマールがPKを勝手に蹴ったことに監督が激怒し、監督とネイマールが大喧嘩になったと。結果、クビにな...
授業

なぜ世界史はつまらないのか?

2024年3月29日 春期講習 世界史 1日目   文責:長谷川 Q:なぜ世界史はつまらないのか?A:①“暗記”だから ~切り口を変えてみよう~ 例えば、中国史は歴代王朝の名称を順序通りに暗記する必要がある。それは、もし、もし、かめよ♪ 等...
授業

【世界史を面白くする会】

以前、私が世界史の教師をしていたと言うと、大概の人は「え~そうなんですか?世界史・・・。」と返答する。そこにはあまり肯定的なニュアンスはない。「世界史」の後の微妙な間がそれを物語っている。  実際に聞いてみると、ほとんど全ての人から「世界史...
歴史

普通の人

イエスに興味がある。キリスト教のイエスだ。今から2030年ほど前のイスラエルに生まれたユダヤ教徒の彼は、30歳くらいから布教を始める。布教と言っても、新たな宗教を始めたわけではない。当時の行きすぎた戒律重視の律法主義(律法を守れぬものは天国...
歴史

キリスト教について

まず初めに断っておきたいのだが、私は研究者でも専門家でもない。これはまったくの素人が勝手に持論を述べるだけの文章だ。その事を踏まえた上で、興味のある方はお読みいただければ幸いだ。  結論から言うとキリスト教ってのは「俺知らね!」と、イエスが...
歴史

感情はともかく情報は

「感情はともかく情報は共有すべきだ」というのが私の持論だ。情報と言っても芸能人のゴシップとか同僚の陰口とかではない。広く社会一般のために役立つ情報なら皆で共有すべき、という事だ。卑近な例で申し訳ないが私が世界史の教員になりたての頃、授業の準...
歴史

Mr.マーケット的歴史観

「適正価格」というものがある。 昨日、兄が11歳の甥っ子を連れて遊びに来た。そこで甥っ子にこんな話をした。私「クラスにちょっと人気のある女の子がいたとする。その子本来の魅力はこんなくらいなんだけど、クラスのみんなが「~ちゃんて可愛いよね」と...
雑記

最適解

毎年耳にする春闘とかベースアップ(ベア)がどのように決まるのか?なんとなくニュースを聞いていただけだったが、その意味が解ったので以下に記す。   不景気の時、我々低所得者層(要するに貧乏人)は何かと言うと「金持ちが悪い」という論理に安易に飛...
授業

それぞれの

現在、河合 敦先生の『日本史は逆から学べ』を読んでいる。この本は日本史を現代から遡って理解していこう手法で書かれており、『おかげさまで好評を博している。』とある。また、『昔の先生は、縄文時代や弥生時代にやたらと時間を割き、最後は時間が足りな...