人生に対する姿勢

人生に対する姿勢

目に入れてもいたくない存在

《目に入れてもいたくないほど可愛い》という表現がある。可愛いから目に入れてもいたくないという意味だが、この意味を《目に入れてもいたくないほど小さいから可愛い》と解釈するようになって久しい。どういうことか?自分にとって目に入れてもいたくないほ...
人生に対する姿勢

思考回路

頭の良い人、仕事のできる人というのは必要十分に考える人だと思う。必要以上に考えれば好いというものではない。   昔、村上春樹さんが「僕のように頭の回転が遅くて、口下手な人はいわゆる【もやもや】が残る。だからこそ物書きに向いている」という趣旨...
人生に対する姿勢

信じる力

NHK朝の連続テレビ小説『スカーレット』が熱い。主人公の川原喜美子は夫で陶芸家の八郎の影響で次第に陶芸にのめり込んでいく。やがて多大な費用の掛かる穴窯を続けるか否かで八郎と喜美子は意見が割れる。借金をしてまで穴窯を続けることに反対する八郎は...
人生に対する姿勢

強さ

強さって何だろう?男子なら誰でも抱いたことのある疑問だ。その定義は人それぞれだろう。喧嘩の強さ、ハートの強さ、権力の強さ、強さにもいろいろあるが、一例として(「グラップラー刃牙」板垣恵介)の刃牙の親父、範馬勇次郎の言葉を取り上げたい。曰く「...
人生に対する姿勢

贅沢な人生

贅沢が苦手だ。服はユニクロかせいぜい無印で十分だし、ごはんには納豆があれば十分だ。車は国産の軽自動車で十分だし、腕時計はamazonで6500円の品をもう何年も使っている。要は贅沢が似合わないのだ。自分はつくづく金のかからない人間だな。贅沢...
人生に対する姿勢

白紙の弔辞

『人生の終わりを思い描くこと、具体的には自分の葬式の参列者と弔辞をイメージする・・・。』 中田敦彦さんのyoutube大学で(『7つの習慣』スティーブン・R・コヴィー)を扱っていた。この中田敦彦先生ならぬコヴィー先生曰く 「成功した場面、例...
人生に対する姿勢

幸福の相対化

先日、NHKで放映した井上陽水さんの特集番組で、ゲスト出演した松任谷由実さんが語っていた。自分(松任谷さん)と陽水は共通した感情をテーマにしていて、それはセンチメンタル(感傷)やメランコリー(憂鬱)と呼ばれるものだと。そのどちらも贅沢な感情...
人生に対する姿勢

つながりに思いをはせる

私は聖人君子などではないから、人を憎むことがあるし、憎まれることもある。それこそ殺してやりたいほど憎い人間もいるし、逆に私の事を殺したいほど憎む人間もいる事だろう。今「殺してやりたいほど」と書いたが、それが完全な殺意へと変貌しないのは我々が...
サッカー

挫折

今、私の中でミスターチルドレンの楽曲イノセントワールドが熱い。車でも部屋でも暇さえあれば聴いている。はじめて聞いたのは確か高校生の頃だからもう20年以上昔の事だ。その頃はいい曲だと思っただけだったが、今聞いてみて妙に心に浸みるものが在る。曲...
人生に対する姿勢

島耕作に思う

弘兼憲史先生の代表作に『島耕作シリーズ』がある。私も課長・部長はもちろんの事、社長くらいまでは全部読んだ。(現在は相談役になっている、ヤングや係長や学生島耕作もある)今回はこの島耕作について考えてみた。   シリーズの最初の『課長島耕作』で...